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もう〜、イーモウったらぁ。 ゆったでしょ〜。 本が弱いって。 人の言うことを、素直に聞きなさいよ、まったく。 (お前はなにさまじゃ?) ま、話が二転三転するから、 あらすじは書かないけど。 小妹(チャン・ツィイー)とそれを捕らえようとする金(タケちゃん)と、 アンディのだまし、だまされの物語。 「インファイナル」古装片(時代劇)っていう説もあるが、 まあ、似てないこともない。 本の出来は、遥かに及ばないけどさ。 唐の時代である必然性なんて、なにも感じないんだけどさ、 やっぱり、最初の遊郭のシーンは、 色彩感覚が美しい。 っていうか、映像は、美しいんだよね〜。 いつものことながら。 でもね、チャン・イーモウって、なんか、エンタテイメントの撮り方を 分かってない気がするの。 話がね、確かに二転三転するんだけど、 個人の物語を取り囲む大きな物語がないから、 話が薄っぺらく見えちゃうんだよね。 唐の時代とか、反体制勢力とかって、 別にそれでなくてもいいって感じで、 現実味がないでしょ? 例えば「グリーンデスティニー」だと、 剣をめぐる物語があって、 それに、二組のカップルの物語が絡むでしょ。 だから、お話がひとつの筋じゃないでしょ。 でもね、「Lovers」は、一つの筋なの。 そこがさぁ、イーモウが分かってないところなんだってば。 文芸映画で、シンプルな筋を、力強く描く才能はあるけど、 それは、シンプルな中にも、抑圧された情念とか、 感情とかが感じられて、パワーになるからで、 その同じ方法で、エンタテイメントを撮ろうと思っても、 ダメなんだって。 第一、 画面の大きさが違うじゃん。 だから、映像のスケール感と、物語のスケール感が合ってない。 そういう個人の感情とかを描きたいんだったら、 もっと小さい画面でやらないとさ。 逆に、エンタテインするなら、もっといろんな方法を考えなきゃ。 人をエンタテインするということを、 なめちゃいかんぜよ。 イーモウの色彩感覚は好きだよ、すごく。 彼は、舞台の演出もしているんだが、 故宮で上演されたオペラ「トゥーランドット」なんて、 夢みたいに美しい。 (このブログのアドレスになっているくらいだから、 私がどんだけ感動したか分かるでしょ?) 私が見たのは、日本で上演された引越し公演だけど、 多分、私がそれなりに生きてきたうちで見たものの中では、 1. 2を争うほど、美しい光景だったんだよ〜。 だから、それは認める、うん。 タケちゃんが、女たらしで、 「まあ、タケちゃんもこんな役が出来るようになったのね」と ちょっと笑ってしまったよ〜。 いつもの物静かなタケちゃんとは違う、遊び人風だけど、 やっぱ、ミバがいいから、それなりに決まる。 セクシーではないけどね。(笑) (そりゃあ、トニーさんの域には達しないでしょうよ) でも、この映画は、なんと言っても、 チャン・ツィイーのためにあるような映画! ツィイーちゃん、可愛い!と思っている白組諸君に、 水を浴びせるようなことを言って申し訳ないが、 あの女は、君らの手に負える女じゃあない!(断言!) あの女は、sauvage(野生の)な女だよね。 もっと平たい言葉で言えば、「性格悪い」ってことなんだけどさ。ははは。 でも、私は、別にかまわないけどね、隣に住んでる訳じゃないから。 彼女は、「グリーンデスティニー」の小龍のように、 豪奢なお嬢様の生活より、野生の生活を選ぶ人だ。 常に戦っていくことを選ぶ顔をしている。 そして、それに勝って行くぞという、負けん気に満ちた人である。 (まるで、知り合いのように語ってしまうが・・・) ま、要するに、猟奇的な性格だと思う訳よ。 どうして、分かるかっていうと、私と同類だから。(爆) この映画みたいに、自分の資質を活かせる踊りの美しいシーンがあって、 恋をする顔つきになって、強い戦士であってという、 自分の見せ場いっぱいの映画って、彼女は、好きだと思うよ〜。 まあ、そういうツィイー鑑賞映画ってことかしらね。 それでも、今のところの彼女の代表作は、「グリーンデスティニー」だと思うが。 イーモウの次の新作も、アクション映画らしいが、 さすがに次は、ちょっとは「エンタメの撮り方を分かってきたな」というところを 見せてほしいよ。 ほら、私の顔も三度までだから。 ちなみに、この映画は、テレビでCMを見て、 過剰な期待を持ったママと見に行ったのだが、 終わって一言。 「きれいだけど、中身がない」(ばっさり) イーモウよ、普通のおばさんに見抜かれてどーする?! しっかし、ばっさり口調は、実は親譲りなのであったとさ。 |
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LOVERS
映像はきれいだった。本当に綺麗だった。でも、それだけだった。 話の流れは速いので有る意味引き込まれるのだけど、要所要所に出てくるありえないアクションであったり、ありえない設定であったり。その度に一度現実に戻ってしまう。。サブタイトルの「謀」はそういうことかとも思うのだけれども、その謀があったことでこの映画が面白くなったのかと言うと、そうでないところに、設定自体の面白く無さがあったのかもしれない。 それにしても、3日間の話のはずが1年ぐらいの季節の移り変わりを感じた。悪い意味で。 【レビュー】 ★... ...続きを見る |
takatoのblog 2009/10/17 19:08 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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すごい。お見事です! |
grace 2004/09/21 02:58 |
graceさん、こんにちは。ムイ姐がいたら、本も厚みが出ただろうし、ムイ姐の存在感でもって、もっと違う楽しみ方も出来たんじゃないかと想像しちゃいますね。今のチャン・イーモウは、舞台とか見ていると、しっかりした本があって、それを中華美学全開にして美しく作り上げるという方が向いているんじゃないかと思います。中国で公開するっていう前提で作ると、出来ないことがありますからね〜。ちなみに、私は、ツィイーとタケちゃんのラブシーンを、友達に「キスだけだった」と言ったら、笑われました。(何を期待してたのか>私) |
アジア映画、大好き! 2004/09/21 13:22 |
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